浅草寺(せんそうじ)のご本尊がお姿を現されたのは、飛鳥時代、推古天皇36年(628)3月18日の早朝であった。現在の隅田川でとある兄弟が漁をしている最中、投網の中に一躰の像を発見した。兄弟は像を水中に投じ、場所を変えて何度か網を打ったが、そのたびに尊像が網にかかった。そこで兄弟はこの尊像を持ち帰り、草でつくったお堂にこの観音さまをお祀りしたのが始まりである。
浅草の象徴、浅草寺
2018.10.23
2018.10.03