青雲寺(せいうんじ)は、臨済宗妙心寺派の寺院である。この辺りは、江戸時代の中頃から「ひぐらしの里」と呼ばれ、江戸近郊の行楽地として賑わっていた。また、青雲寺は江戸時代に花見の場所として賑わったことから、「花見寺」とも呼ばれていた。風流を好む江戸の文人墨客が集まったことで知られている。境内には「南総里見八犬伝」の作者として有名な滝沢馬琴の筆塚の碑や硯塚の碑などがある。
昭和の下町、谷根千
2018.10.23
2018.10.03