精養軒(せいようけん)は、新橋-横浜間で鉄道が開通し、文明開化が本格的に盛り上がりはじめた明治5年(1872年)、日本におけるフランス料理店の草分けとして、東京・築地に創業した。明治9年(1876年)には、上野公園開設に伴い、不忍池畔の現在の地に「上野精養軒」が誕生した。以降、華やかな社交場として内外の王侯貴族や各界の名士が集い、ときに歴史的な会談の舞台にもなった。
隠れスポットだらけの上野公園
2018.10.23
2018.10.03