小田原城(おだわらじょう)は、北条氏による5代約100年にわたる関東支配の中心拠点として整備拡張された。豊臣秀吉の来攻に備え城下を囲む総延長9kmに及ぶ総構の出現に至ってその規模は最大に達した。北条氏滅亡後、徳川家康に従って小田原攻めに参戦した大久保氏が城主となった。その後、稲葉氏の入城の際に再整備され、城の姿は一新された。貞享3年(1686)に再び大久保氏が城主となり、小田原城は東海道で箱根の関所を控えた関東地方の防御の要として利用された。
小田原のお城と海鮮
2018.10.23
2018.10.03